加圧浮上処理システム 処理水加圧式装置ユニット
通常廃水はもちろんですが、動・植・鉱物問わず処理が可能です。
特に「鉱物油系廃水」「PH制御を要する凝集が難しい廃水」「高濃度系廃水」処理に対して高い効果を発揮します。
原水の変動に伴うPHコントロール及び常時凝集フロック確認を必要とする場合に最適なシステムです。
処理水加圧式装置ユニットの仕組み
自吸式加圧ポンプ(PFX型)ユニットを使用します。
自動操作盤や加圧調整タンクなどの機器が側面に組み込まれているので、操作を簡単に行うことが出来ます。浮上分離槽は「丸形」または「角型」があります。
浮上分離槽の上に、原水計量槽(PHC)、2~3連の薬注反応槽および自吸式加圧ポンプユニットを配置するので、コンパクトに設置できるうえ、凝集剤のバランスチェックを視認によって行えます。
薬注処理、無薬注処理は用途・目的に応じて設計いたします。
※見積・計画書作成にあたっては、できるだけ詳細な設計条件をご提示ください。(水量 時/日 原水値 処理水条件等)
※調整槽内に流入する異物・SS原水は「クリーンフィルタ」などの固液分離機によって出来るだけ除去しておくと、加圧浮上処理システムの負荷軽減、並びに安定的で効率的な運転につながります。