固液分離機 クリーンフィルタNCFLO型
微細目振動スクリーン
成田工機株式会社が独自に開発した固液分離機です
固液分離機 クリーンフィルタ NCFLO型の特長
NCFLO型は油水分離槽内臓タイプで、含油・粘性・高濃度の微細物と浮上油、処理水を効率良く分離、または、微細物(SS)と浮上油、処理水を効率良く分離します。
原液中に油分が含まれる場合で、固液分離後の処理水中の油分をできるだけ除去したい場合に適した機構となっています。
パンチングメタルの特殊揺動とレーキ (掻取装置) によって固液分離された処理水は下部油水槽へ導かれ、浮上油と処理水に分離されます。浮上油は固形化する前にレーキ (浮上油掻取装置) にて浮上油出口より排出することが可能です。
フィルター下部の洗浄ノズルによりフィルター面を清掃し、SSの乾燥による目詰りやパンチングメタル下面の雑菌の増殖等を防止します。
フィルターは、ステンレス多孔板 (パンチングメタル) 0.5m/mφ (標準) 以上任意に選定できます。
水質や処理量に合わせ、最適なフィルター目開きを選定していただくことで、浮遊物 (SS) を確実に捕えることができ、目詰まり等のトラブルを起こすことなくご使用いただけます。
固液分離中のクリーンフィルタ NCFLO型です。
フィルターをレーキが掻き出していく様子と、油水分離処理を終えた処理水の様子が見られます。
固液分離機 クリーンフィルタ NCFLO型の構造
電動機(A)より揺動軸を回転させ、フィルターに特殊揺動を与えます。
同時に減速電動機(B)によりレーキ(掻取装置)を回転させます。
原水は原水入口より入りパンチングメタルに落下し、SSはパンチングメタルの特殊揺動とレーキ (掻取装置) により機外に排出されます。
レーキ (掻取装置) はパンチングメタル上の附着物質を強制排出し、目詰まりを完全に防ぐ機構となっています。
固液分離された処理水は下部油水分離槽へ導かれ、浮上油と処理水に分離されます。
そして浮上油は固形化する前に掻取りレーキによって浮上油出口より、処理水は処理水出口より排出されます。
原水停止時にはパンチングメタル下部より逆洗浄をし、残留SSの乾燥による目詰まりやパンチング下面の雑菌の増殖等を防止いたします。
尚洗浄方法は清水を用い手動又は自動にて行います。
固液分離機 クリーンフィルタ NCFLO型 浮遊固形物 (SS)の回収
固液分離機 クリーンフィルタNCFLO型は「スラッジ屋外取出し型」のみとなります。
固液分離機 クリーンフィルタ NCFLO型 処理能力
型式 | 処理能力 | 電動機A 200V | 電動減速機B 200V | 電動減速機C 200V | 総重量 |
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NCFLO-05型 | 1-5m3/h | 0.4kw | 0.1kw | 0.1kw | 1500kg |
NCFLO-1型 | 5-10m3/h | 0.4kw | 0.1kw | 0.1kw | 2000kg |
NCFLO-2型 | 10-20m3/h | 0.4kw | 0.1kw | 0.2kw | 3500kg |
NCFLO-3型 | 20-35m3/h | 1.5kw | 0.2kw | 0.4kw | 5600kg |
NCFLO-4型 | 30-45m3/h | 1.5kw | 0.2kw | 0.4kw | 6900kg |
※標準機以外の特注品の設計・製作も承ります。
※機能向上のため寸法等の変更もあります。