繊維状夾雑物質脱水機 シボレッター
シボレッターは、製糸、製紙、化学繊維、ガラス繊維、毛(動物)など、繊維状夾雑物質専用のロール式の減容脱水機です。
シボレッターは、水抜き孔が一切ないため、目詰まりの心配がなく、洗浄水は必要ありません。
ローラー同士の圧力で脱水するシンプルで簡単な構造なので、故障の心配がありません。
繊維状夾雑物質脱水機 シボレッターの特長
- 1. 構造が簡単でトラブル皆無
- ローラー等に脱水用水抜き孔がないので目詰まりはありません。掃除はローラーを回転し、シュート部より水を流すだけで済みます。
- 2. 繊維質状物質し渣の脱水に最適
- 脱水するし渣の性状に合わせ、インバーターにて適宜な回転数を任意に設定する事によって70%~85%の含水率が得られます。
- 3. 運転騒音がなく、保守点検がきわめて簡単
- 動力はドラム回転のみで騒音がなく、消耗品も少ない省力設計となっており、保守点検は極めて容易です。
- 4. イニシャルコスト及びランニングコストを軽減
- 動力はモーター1台のみで、しかもそのモーターを構成している部品は腐食に強いステンレスです。
繊維状夾雑物質脱水機 シボレッターの形状・寸法
[1]シュートより投入されたし渣は、
[2]し渣導入傾斜板を経て
[3]電動減速機より
[4]チェインを介して回転する
[5]主ローラー (NBR) と
[6]押しローラーの間に導かれ脱水されます。
脱水されたし渣は
[7]シュートより取出されます。
濾液は[5]主ローラー (NBR) に沿って下部へ落下し
[8]濾液出口より排出されます。
ローラーの押厚調整は
[9]圧力調整スプリングによって調整します。
又、
[10]インバーターにより適宜な回転数を任意に選定できる構造となっています。
繊維状夾雑物質脱水機 シボレッターの形状・寸法
型式 | 処理量 | 動力 | 寸法(mm) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | B | C | D | E | F | G | H | |||
SR-400 | 10kg.DS/Hr | 0.2kW | 780 | 800 | 1250 | 250 | 600 | 400 | 400 | 350 |
SR-600 | 15kg.DS/Hr | 0.4kW | 980 | 1000 | 1250 | 250 | 600 | 400 | 400 | 350 |
SR-800 | 25kg.DS/Hr | 0.4kW | 1180 | 1200 | 1300 | 250 | 650 | 400 | 450 | 400 |
SR-1000 | 40kg.DS/Hr | 0.75kW | 1380 | 1400 | 1400 | 300 | 700 | 450 | 500 | 500 |
※標準機以外の特注品の設計・製作も承ります。
※機能向上のため寸法等の変更もあります。