成田工機株式会社

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加圧浮上処理システム 全量自給式加圧ポンプユニット&浮上分離槽セトル

設置例写真 全量自給式加圧ポンプユニット&浮上分離槽セトル

全量自吸式加圧ポンプユニットに、コンパクトで分離速度に優れた浮上分離槽セトルを組み合わせることにより、従来方式よりはるかに速い分離速度で高い除去効果が期待できます。

このシステムは、無薬注による処理を基本に設計されているので、N-hexを伴う廃水の無薬注処理の場合において、容易に高除去率を得ることができるのが特長です。 
もちろん薬注処理の連動も可能で、その場合、さらに高い効果を発揮します。

全量自給式加圧ポンプユニット&浮上分離槽セトルの仕組み

全量自給式加圧ポンプユニット&浮上分離槽セトルのチャート
全量自給式加圧ポンプユニット&浮上分離槽セトルの仕組み

全量自吸式加圧ポンプ(PFX型)ユニットで、エアコンプレッサー無しで空気を吸い込んで、溶解した加圧原水を効率良く造りだし、浮上分離槽セトルの独自構造である掻き取りスクレーパー(レーキ板)の「回転レーキ落し込み方式」により、分離物質は素早い流速で上昇し、汚泥フロスとなって効率良く排出されるしくみです。

薬注処理の場合は、配管ライン注入(混和リフラー)を経て薬注連動をさせますが、原水と同時に連動して自動入切となりますので操作はとても簡単です。
凝集剤バランスチェックはセトル分離槽の流入管のコックから採水が可能です。

全量自吸式加圧ポンプ(PFX型)ユニットは自動操作盤や加圧調整タンクなどの機器が組み込まれているので、操作を簡単に行うことが出来ます。
但し、原水の変動に伴うPHコントロール及び常時凝集フロック確認を必要とする場合は、処理水加圧方式を推奨いたします。用途・目的に応じて浮上分離槽セトルと組み合わせた処理水加圧方式のご提案も可能です。

※調整槽内に流入する異物・SS原水は「クリーンフィルタ」などの固液分離機によって出来るだけ
 除去しておくと、加圧浮上処理システムの負荷軽減、並びに安定的で効率的な運転につながります。

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